満徳寺について

満徳寺(本堂)

満徳寺(本堂)

満徳寺の中心となるお堂

満徳寺は奈良時代に創建されたと伝わり、長い歴史の中で地域の人々に大切に守られてきたお寺です。
本尊は虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)。
「知恵」「記憶力」「福徳」のご利益で知られ、古くから多くの信仰を集めてきました。

本堂には薬師如来・地蔵菩薩・愛染明王・不動明王など、多くの尊像をお祀りしており、地元の方はもちろん、曼荼羅霊場八十五番として巡拝者も多く訪れます。

名称 高野山 真言宗 摩尼山 満徳寺 まんとくじ
代表者 中村 英龍
所在地 〒775-0011
徳島県海部郡牟岐町牟岐浦浜崎1
TEL 0884-72-0320
備考 新四国曼荼羅霊場 しんしこくまんだられいじょう 第八十五番札所
大師堂

大師堂

田辺リンさんの願いを受け継ぐお堂

大師堂は、地元で魚の行商をして生涯を過ごした田辺リンさんの浄財により建立されました。

田辺リンさんは、働き者として地域で親しまれ、晩年は施設で過ごされましたが、お世話になった感謝の気持ちを込め、遺産を施設と満徳寺へ寄付されました。その思いを受けて建てられたのが、この大師堂です。
「田辺リンさんの生き様と優しさを受け継ぐお堂」として、今も多くの方がお参りされ、静かに手を合わせる場所となっています。

また、大師堂の境内には寄進碑が建立され、田辺リンさんをはじめ多くのご支援者の名が刻まれています。

永代供養堂(光明閣)

永代供養堂(光明閣)

これからの供養のかたち

少子化や家族形態の変化により「お墓を守ることが難しい」という声も増えています。満徳寺では、そうしたお悩みに応えるために永代供養堂を設けています。
お寺が責任をもって供養と管理を続けるため、このような方に選ばれています。

  • 後継者・お墓を継ぐ人がいない方
  • 生前のうちに供養の形を決めておきたい方
  • お墓の管理が難しい方
  • 宗派にとらわれず供養をお願いしたい方

温かい雰囲気の中で、どなたでも気軽にご相談いただける供養の場です。

大坂のお地蔵さん(善蔵坂のお地蔵さん) 大坂のお地蔵さん(千鳥ヶ渕のお地蔵さん)

大坂のお地蔵さん

静かに寄り添うふたつの地蔵

このお地蔵さんは、もとはそれぞれ別の場所に祀られていた「善蔵坂のお地蔵さん」と「千鳥ヶ渕のお地蔵さん」が、縁あって現在は満徳寺で一緒にお預かりしているものです。

大坂のお地蔵さん

お地蔵さんの由来

伝えによると、昔土佐の国に住んでいた「千鳥」という女性がおり、千鳥に恋心を抱いていた「善蔵」という武士を嫌って千鳥が逃げ回っていたところ、ついに中村の山中に追いつめられてしまいました。
彼女は善蔵の想いを受け入れることができず、山の渕で善蔵に殺されてしまいました。そして、逃げる善蔵は千鳥のお祖父さんに仇討ちにあったとのことです。のちに村人たちは二人の霊を慰めるために、それぞれの地に地蔵を建てました。
善蔵が討たれた坂を「善蔵坂」、千鳥が亡くなった谷を「千鳥ヶ渕」と呼ぶようになったのも、その伝承に由来します。

長い年月ののち、善蔵と千鳥を祀るお地蔵さんはそれぞれ別の場所で守られてきましたが、巡り合わせのようにして「満徳寺に預かってほしい」との不思議なご縁があり、今では満徳寺から静かに村を見守っています。

いのちを想い、やすらぎを祈る場所

「大坂のお地蔵さん」は、地域の人々に古くから大切に守られてきた信仰の象徴です。
春やお盆の時期には、花やお供えが絶えることなく供えられ、今も多くの人が手を合わせに訪れます。